2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

(ФωФ)カミカミ

うちの猫くうちゃんはよくカミカミします。なので家族は皆腕や足が傷だらけです。(^_^;) 何かのストレスかな、、とも思いましたが、ネットで調べると色々なことがわかりました。甘えている、狩猟本能の名残り、子供の頃からの癖など、理由は実に様々なんです…

カズオイシグロ「忘れられた巨人」

忘れられた巨人 (ハヤカワepi文庫) 舞台設定はアーサー王が亡くなってから間もなくですから、6世紀頃だと思われます。 少しづつ記憶か消えてしまう不思議な村に住むアクセルとベアトリスの老夫婦が遠い地で暮らす息子に会うために旅に出ます。旅の途中に立ち…

獅子文六「てんやわんや」

てんやわんや (ちくま文庫) 太平洋戦争の末期、この作品の主人公である犬丸順吉は、代議士で政界の大物、鬼塚玄三に師事していました。 しかし、終戦後、戦犯を恐れた鬼塚の命、自分の身を守るため、鬼塚の郷里、南予の相生町の相生長者である玉松勘左衛門の…

なすよしくん@BOOGIE HOUSE山崎まさよし

...なんの事だかよくわからないですよね(^-^; なすよしくんは、山崎まさよしさんのファンクラブBOOGIE HOUSEの会報に連載されているマンガ「シンガーソングライター山崎まさよし」に登場したキャラクターです。今は同サイトのWebマガジンでも読むことができま…

獅子文六「信子」

信子 (朝日文庫) 主人公は教師を目指している信子という女性です。信子は新人教師としで、郷里の大分から離れ、東京の大都女学校に赴任することになります。 女学校ということもあり、そこには 学校を二分する校長と教頭の派閥があったり勢力争いがあったり…

森博嗣「スカル・ブレーカ」

スカル・ブレーカ - The Skull Breaker (中公文庫) ヴォイト・シェイパシリーズの三作目です。城下町にたどり着いたゼンはそこで侍同士の喧嘩に関わった事から城へ連行され、武芸試合に出る事になります。この一件で出会ったヤナギという不思議な強さを持った…

獅子文六「七時間半」

七時間半 (ちくま文庫) まだ列車に食堂車があり、新幹線が開通していなかった時代が舞台となっています。東京‐大阪間が七時間半(!!)かかっていた頃、特急列車には給仕係の女性や女性乗務員、食堂車のコックなどさまざま人達が乗り合わせていました。「ちど…

獅子文六「悦ちゃん」

悦ちゃん (ちくま文庫) 妻に先立たれた作詞家の碌さんこと柳碌太郎の娘の悦ちゃんは、とてもしっかり者の女の子です。父娘で慎ましくも仲むつまじく暮らしていた矢先、碌さんに再婚話が持ち上がります。ところが悦ちゃんはその再婚には大反対!しかもその相…

獅子文六「コーヒーと恋愛」

コーヒーと恋愛 (ちくま文庫) 脇役専門のテレビ女優、坂井モエコとそれを取り巻く人々の日常が描かれたこの作品は、昭和30年代に新聞連載されていたものです。モヨコが演出家の卵の同棲相手に逃げられたり、「可否道」というコーヒーを極めるために作られた…

万城目学「パーマネント神喜劇」

パーマネント神喜劇 この作品は神様のお話です、、と書くと何だか難しい話のように聞こえるかもしれませんが、全くそんな事はありません。相変わらずマキメワールド全開の、読み始めたら楽しくてやめられなくなる作品です。 表紙に大きく描かれている、下ぶ…

二刀流(*野球の話ではありません)

いつ頃からそうなったのか自分でもわからないのですが、私はいつも本を二冊持ち歩き、それを交互に読んでいます。組み合わせは特にこだわりがなく、恋愛小説とホラー小説とか、時代小説とミステリーなど、、、その時の気分なので脈略がありません。 ちなみに…

(ФωФ)おしっこが赤い❗️

うちの猫くうちゃんの話です。 ある朝、いつものようにネコトイレを掃除しようとしたら、、トイレに真っ赤なカタマリがっ!「けっ、血尿‼️」!!(゜ロ゜ノ)ノ猫飼いベテランの方々は猫の血尿を経験された方もいらっしゃると思いますが、私はまだ初心者で実際…

いちにゃんこ、ににゃんこ

突然ですが皆さんは猫の数を数える時どのように数えますか?やっぱり一匹、二匹、、と数えますよね。私の非常に個人的な意見なのですが、、この匹(ひき)と言う数え方、とても他人行儀だと思いませんか?もっと親しみを込めた可愛い呼び方がないものでしょうか…

森沢明夫「失恋バスは謎だらけ」

失恋バスは謎だらけこの作品の舞台はさる旅行会社が企画した、失恋バスツアーです。主人公はこの旅行会社の社員であり、この企画の発案者である天草龍太郎という人物です。実は彼は今、失恋したばかり、しかも会社が倒産危機にあるというダブルパンチ状態に…

「おあよ~」(ФωФ)

うちの猫は夜寝る時にケージに入っています。(そうしないと布団におしっこをしてしまうので(^_^;)) ですので朝起きてまず私が最初にする事はゲージを開けることです。ゲージを開ける時、私は猫に「おはよう」と言いながら開けるのですが、、10回に一回くらいう…

森博嗣「ブラッド・スクーパ」

ブラッド・スクーパ - The Blood Scooper (中公文庫) ヴォイト・シェイパシリーズの二作目です。旅を続けていたゼンはふとしたことからある屋敷に伝わる「竹の石」とそれにまつわる人々の騒動に巻き込まれていきます。竹の石というのは竹の中で作られる非常に珍…

小川糸「ミトン」

ミ・ト・ン (MOE BOOKS) ルップマイゼ共和国に生まれた少女マリカの波乱に満ちた生涯を描いた作品です。この国の女性達は一生の間に数えきれないほどたくさんのミトンを編みます。と言うより子供の頃にミトンを編む試験があり、その試験に合格しなければ、こ…

柚木麻子「ナイルパーチの女子会」

ナイルパーチの女子会 題名に「女子会」と付いているので、最初は女同士の友情の話かな、と思いましたがそんなに甘やかな話ではありませんでした。とにかく、ただひたすらに怖い作品でした。この作品は志村栄利子と丸尾翔子という二人の女性の交流を描いた作…

猫ふたたび

うちの黒猫2歳♂くうちゃんは布団や毛布におしっこをしてしまいます(^_^;)しかも誰かが部屋にいる時はしないのに、少しでも部屋から出たりしたらその隙を狙ってします。明らかに確信犯です。ちなみにうんちはしません。我が家ではバカ尿と呼んでいます。本人…

「地の星 なでしこ物語」伊吹有喜

地の星 なでし子物語 「なでしこ物語」の続編です。結婚し一児の母となった耀子は今も遠藤家の常夏荘で暮らしています。女主人となりおあんさんと呼ばれていますが、そこにかつての栄華はありません。時が経ち、時代の流れの中で凋落してしまった遠藤家は 建…

小川糸「にじいろガーデン」

にじいろガーデン (集英社文庫) この物語は二つの家族を軸にして始まります。夫との関係に悩む主婦の泉は、ある日たまたま出会った女子高生の飛び込み自殺を思い止まらせます。最初は相手の事情を聞いていたはずなのですが、知らず知らずのうちに自らの身の…

伊吹有喜「 なでしこ物語 」

([い]4-3)なでし子物語 (ポプラ文庫) 母親の失踪により祖父の元に引き取られた耀子は、遠州峰生の名家である遠藤家に引き取られます。転校した耀子はいじめに遭い、やがて学校に行けなくなります。耀子は遠藤家の当主の息子であり、自身もいじめにあっている…

「LIFE」山崎まさよしについてとその他もろもろ

LIFE(特別盤) 2017年山崎まさよし20周年の集大成にふさわしいアルバムとなっております。今までのアルバムはどちらかというと今までリリースしたシングルをまとめてそこに何曲かタイアップ曲やシングルのカッブリング曲が入るという感じだったのですが、この…

小川糸「リボン」

([お]5-4)リボン (ポプラ文庫) 少女と祖母が偶然見つけた鳥の卵。卵を孵すために少女は一生懸命大切に温めます。そしでその甲斐あって無事に孵ります。生まれたのは一羽のとてもかわいいオカメインコでした。二人はこのインコにリボンという名前をつけ、リボ…

小川糸「ツバキ文具店」

ツバキ文具店 厳しい祖母に育てられた主人公の鳩子は、祖母亡き後祖母の営んでいたツバキ文具店、そして代書屋という仕事を継ぐことになります。代書屋という特殊な仕事柄、店にはさまざまな人々が色んな想いを抱えながらやって来ます。その依頼はラブレター…

猫のしっぽ

ブログ名になっているくうちゃんはうちの飼い猫です。保健所に連れていかれると聞き引き取った猫です。黒猫2歳♂ですがしっぽがとても短く3㎝ぐらいしかありません。おそらく生まれつきなのでしょうがこれも一種の障害なのでしょうか?本人?はいたって元気な…

カズオイシグロ「わたしを離さないで」

わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) ヘールシャムという児童養護施設を舞台にした、内容的にはとても重く、さまざまなことを考えさせられる作品です。その施設で暮らす子供達はなぜか皆「提供者」と呼ばれていて、保護官と呼ばれる教師達や施設を取り巻く人…

森博嗣「ヴォイト・シェイパ」シリーズ全五巻

時代設定ははっきり描かれていませんが読み進めていくとおそらく江戸時代中期頃かと思われます。山奥で剣の師であり侍であったカシュウと暮らしていたゼンは、カシュウの死をきっかけに山をおります。山を降り旅に出たゼンはある時は不本意ながらもさまざま…

ワンモワタイム

HOME 星野源さん出演のCMで山崎まさよしさんの「one more time one more chance」が流れていますね。もう20年以上前の曲ですがファンにとっては定番中の定番の名曲でライブでも必ずと言っていいほど唱われています。この曲を聴きながら泣いている方を何度か…

絶対泣ける曲(TT)かりゆし58「アンマー」

アンマー 「アンマー」は沖縄の方言で母親を意味する言葉だそうです。沖縄出身のかりゆし58というバンドが2006年にデビューシングルとして出したのがこの「アンマー」という曲です。バンドのメンバーである前川慎吾さんという方の実話を元にした曲です。軽快な沖…